昼食を食べようとした時に『ケガ人発生』の連絡

午前8時、営業開始。

隊員たちはゲレンデのパトロールに出発。緩んでいるネットを張り直したり、落とし物を拾ったりします。今のところ大きな事故もなさそうです。
(パトロール隊 茂木翔平さん)
「(トラブルは)やっぱり午後なんです。ふと気が抜ける瞬間があるみたいで、その時にアクシデントが起きることがすごく多い」

午前11時30分、少し早めの昼休憩。弁当を食べようとした、その時。

(電話で連絡を聞く隊員)「ケガ人、コース上に倒れている」
スノーボードで転倒した20歳の男性がいるとの連絡が入りました。

茂木さんたちはすぐに現場へ。頭を打っている可能性があることから救助用のボートに乗せて救護室まで運ぶことになりました。
(男性に話しかける茂木さん)「ノーヘルで滑っているから、安全策をとって」

【救護室でのやりとり】
(茂木さん)「こうなる前、どこまで覚えている?今、気持ち悪い?」

(茂木さん)「2人は見ていた?瞬間は見ている?」
(友人)「(転倒の)瞬間見ていました。飛んで背中から落ちてそのまま」
(茂木さん)「お医者さんじゃないから、ここで今の症状を劇的に治すことはできないんだけど、もうちょっと観察して、救急車にした方がいいのか自分たちの車にした方がいいのか考えたいから、まずもう今日は帰る準備しようか」
(友人)「わかりました」
男性はしばらく休むと体調が良くなりましたが、茂木さんからの勧めで、大事をとって病院へ行くことにしました。














