新潟市は“あくまでも保温”推奨

【新潟市水道局 技術部 帆苅功 部長】「私どもはそういう広報は一切していない、あくまで保温してくださいとお願いしていた」

「水の出しっ放し」は推奨せず…
水道管を発泡スチロール製の保温材で巻くなどして保温することを勧めています。

新潟市は、6年前からこの方法を広報誌で呼び掛けてきたということですが、今後の周知の在り方を考えたいとしています。

他の自治体に聞いたところ、水道管を保温することも大切、水の量を少しにして出すことも大切だと呼びかけているところもあったのですが、では、出す水の量はどれくらいかというと… 一番多かったのが「一概に言えない」でした。

ただ具体的な例としては「鉛筆の芯」や「箸の先」、「針や糸」、いずれもポタポタではなく、ツーと線状を奨めています。

一方、今回、自治体への取材で多く聞かれたのは「多くの家庭で水を出し続けると、やはり浄水場のひっ迫につながり、『計画断水』もあり得るという声でした。

マイナス4度以下になると水道管は凍結するおそれがあると言われています。お住まいの自治体での対応を確認して、凍結防止を行いましょう。