では、卵の生産現場は今どのような状況なのか。
生産から加工販売まで行う熊本市の会社に伺うと、、、

記者「数か月までは300円台前半だったこちらの卵も、現在は380円まで値上がりしています」

運営する養鶏場から直接持ち込まれた卵の価格も値上がりしていました。

サン・ファーム 八幡みわ 代表「コストの6割を占めるえさが非常に値上がりしています」


ロシアのウクライナ侵攻以降、輸入する飼料代が2倍以上に高騰したといいます。
そのような中でもこちらの会社では企業努力で販売価格を維持してきましたが、去年秋ごろにはそれも限界となり値上げに踏み切ったといいます。


毎月卵を買いに来るという利用者も価格高騰を感じていました。

毎月この店で卵を購入「(前回は)1800円から1900円くらいだったのが、きょうは2500円くらいになっていたので、よく聞くようにやっぱり上がっているんだなって」

そしてこの状況を生んでいるもう一つの要因が・・・

八幡 代表「鳥インフルエンザの影響も大きいですね。特に卸売りの方の価格が非常に影響を受けていて」


全国で相次ぐ殺処分などにより卵の需要に生産が追いついていないと訴えます。

八幡 代表「卵が全然足りてない状況であちこちから卵はないですか?という声をいただいていますが、今まで取引していたところに出すのが精一杯の状況になっています」


そして、こんな人たちにも影響が・・・