『後ろ向きな自分が嫌だから』…記憶障害と向き合いながら前向きに生きる

(鈴木順子さん)
「自分のやりたいことをやっている感覚。没頭できるっていうのかな」
自宅のガレージを改装し、近所の人たちも集まって陶芸を続けています。

(鈴木順子さん)
「認めたくないんですよね。自分が事故にあったという事実を認めたくないんです。受け入れないとしかたないですね」


「これからも(回復して)伸びていく可能性があるから。そんなことを今考えると、遺族の人の気持ちは(事故時点で)ストップしている。それよりも(悲しみが)もっと深くなっていると思うと、助かったことが反対に申し訳ないというのがずっとあったんですけど、生きていてよかったのかなという。そういう思いがこのごろ強くなりましたね」

(鈴木順子さん)
「(Q順子さんは前向きですね)私が前向きなのは、後ろ向きな自分が嫌だからです。そういう気持ちになる弱い自分がすごく嫌なので、無理やり前向きに」

















