「宇城市小川町の商店街。赤く危険と判定された建物が多く建ち並び、その多くが手つかずのまま」

震度7を観測した宇城市です。

熊本市に次ぐおよそ6700棟の住宅が被害を受け、現在も647人が避難を続けています。


「瓦が全部倒れてもうすべて廃棄。人生で2度もあるとは思わなかった」

岩田和也さん64歳です。

経営する建設会社で保管していた瓦が割れるなど被害を受けたほか、自宅が大きく損壊し、避難を余儀なくされました。

「こんな感じで運転席のシートを全開に倒して寝た」


地震当日から4日間、自宅前での車中泊を選びました。
「涼しい時ならよかった、この暑さは。クーラーがあるので車で寝られるが、もう最悪」

86歳の母や8歳の孫も一緒で、ほかの避難者への配慮がいらず、エアコンを使えることが理由でした。

(あの時の生活振り返って?)いや、もうやりたくない。足がむくんではれていた。足を伸ばせないのが一番きつかった」

地震から1か月。

現在は自宅に隣接する倉庫の離れで母と妻の3人で生活しています。

岩田さんの母好子さん(86)「トイレも出ないと水をくんできてもらい、おにぎりを握ってもらった。色々な人から(支援)もらって私たちは何もできない。本当に助かった…」