「どちらのお手洗いを使いたいですか」と聞いてもらえたら

番組の中で、MCのHBC本間吏成アナウンサーがこんな問いを投げかけました。

「トイレの場所を知らない方に教えるとき、どう案内したらいいんでしょう。性自認は、しゃべらないと全く分からないじゃないですか」

満島さんは少し考えてから…。

「一番丁寧なのは、『どちらのお手洗いを使いたいですか』とシンプルに聞いてくれたら、私はいいかなと思います」

ただし、これは自分の場合の話だ、とすぐに付け加えました。

多くの当事者は、そもそもトイレの場所を人に聞きません。聞くことで「この人、何?」という目で見られるかもしれない——そのリスクを避けるために、自分で調べる道を選ぶ人が大半ではないかと、満島さんは見ています。

「聞けない、聞きにくいという環境であることが、日本社会の現状」

その現状を変えていくために必要なのは、教育であり、知識の発信であり、「どっちのトイレ使ったらいいと思いますか」と気軽に聞き合える社会への変化だと、満島さんは話します。