「一生忘れないと思う」求められる“子どもたちの安心できる居場所”

11日で地震の発生から2週間。
熊本県内では、これまでに39人が死亡(災害関連死の疑いなど含む)。被害を受けた住宅は、2万3404棟にのぼり、いまも約3万3300戸で断水が続いています。
※11日午後2時時点

地震後はじめて迎えた、お盆の帰省シーズン。
熊本空港は11日、再会の喜びと安堵の笑顔があふれました。

帰省した男性
「無事が確認できてよかった」

息子家族と再会した女性
「家が散らかってるから掃除してもらおうと思って、楽しみで迎えに来ました」

大人たちは復旧作業の真っ只中。被災地では、夏休み中の子どもが安心して過ごせる場所が必要とされています。

氷川町にある護念寺では、親たちが片付けなどで忙しいと知り、一時的に近所の子どもたちを預かっています。

子ども
「みんなといたほうが楽しい」

中には、大地震の恐怖から抜け出せずにいる子もいます。

――今年の夏休みはどう?

子ども

「怖かったから一生忘れないと思う」
「とにかく1人が怖いから、誰かが居ればちょっとはいいかな」

求められているのは、子どもたちが“心から安心できる居場所”。

熊本・氷川町にある「宮原慈光保育園」は先週まで子どもを預かれませんでしたが、10日、午前中だけ保育を再開しました。

宮原慈光保育園 源大信 園長
「安心して遊べる場所、友達と一緒にいることで、気を遣わなくていいというのはあると思う。“日常”が少しあることで元気になるんじゃないかという期待はしている」

子どもを迎えに来た保護者は…

保護者
「だいぶ助かります。この間に食器棚とか冷蔵庫、電子レンジ買いに行って」
「実家の手伝いをして、やっと今住んでる家を片付けられたって感じ」

子どもの居場所づくりは、被災地が日常を取り戻す一歩にも繋がっています。