新たな拠点、新たなコーチのもとで

高城コーチ

池江は昨年の秋からはオーストラリアから拠点を日本に移し、高城直基コーチ(47)の下で練習に臨んでいる。

入江さん:大きく環境が変わったなという印象なんですけども、高城コーチはどうですか?

池江選手:高城先生は、優しい顔をしてるけど、トレーニングは全然優しくないし、なんか“ニコニコしながら鞭打ってくる”感じ。でも高城先生のメニューをやってれば強くなれるって信じて高城先生のところに行ったので、毎日毎日のきついトレーニングも、これを乗り越えたら大丈夫っていう風に自分を鼓舞しながら、いいトレーニングはできてるかなって思います。

入江さん:その中でも、このメニューめっちゃしんどかったなとか、あります?

池江選手:高城チームは200mの選手が多い。自分は50m、100mを専門でやってるので、みんなよりも本数は少ないんですけど、その分1本1本に対しての強度の高さっていうのを求めてくる。“泳ぎ切れるキツさ”、絶対に速いスピードで泳ぎ切れるようなトレーニングをたくさん組んでくださって、一生懸命やりすぎて、もう次の日の練習が体ボロボロで全然できない時もあるんですけど、そういう時はうまく自分の体の調子を見ながら調整してくれたり。学生の頃と違ってすぐに体力が回復しないので、そこはうまく向き合ってくださっているなという印象です。