■「経験通じない円安」いつまで?


事業者に迫る “廃業”の足音。政府は、原油価格の高騰を抑えるため、石油元売り会社への補助金を1リットル当たり25円から35円に引き上げる方向で調整しています。また、自民党と公明党も、物価高騰に対応するため、今の国会で2兆5000億円を超える補正予算を編成することで合意したということです。専門家は・・・。

第一生命経済研究所 熊野英生 首席エコノミスト
「今の円安は、20年ぶりと言われていますが、これは裏を返してみると、過去の経験則が通用しないような円安に向かっている」

山本キャスター
「廃業せざるを得ない人たちも出てきているが、これからさらにどんな影響がでてきそうですか?」

熊野さん
「ドル高、円安。こういう図式は4~6月に非常に進むのではないかと警戒しています。130円、135円にいくのではないかという意見も聞いたりすることがありますね」