そして歓喜の日本一から約1か月後の25年10月23日。迎えた「プロ野球ドラフト会議」。
この日、松山市の愛媛MP球団事務所ではスーツ姿の山田がチームメイトと共に「その時」を待った。待って待って、待ち続けた――。

タイトルも日本一もその右手で掴んだ山田。
マウンドでできるアピールは全てやった・・・はずだった。
しかしドラフト会議会場で、司会者の「選択終了」の低く太い声が12回響くまでに「山田空暉」の名前が呼ばれることはなかった。