学校やオフィスの天井で見かける、無数の穴が開いた“虫食いのような模様”。SNSでも「なぜどこの学校もこの天井なの?」と度々話題になりますが、あのデザインの正体をご存知でしょうか。一見、奇妙にも思える模様には、日本の建築現場を支える多くの機能性が隠されていました。

学校やオフィス、病院などで天井を見上げたとき、虫食いのような、ボコボコとした穴が無数に開いた板が敷き詰められているのを見たことはありませんか?

「子どもの頃、ちょっと不気味だと思っていた」「じっと見ていると何かに見えてくる……」など、記憶に残っている人も多いはず。

一見奇妙にも思えるあの天井、正体は「ジプトーン」という建材。

石膏(せっこう)を原料とする建築材料の製造・販売を行う吉野石膏が、1968年に発売したロングセラー商品です。

提供:吉野石膏株式会社

発売から58年が経過した現在も、全国の学校、スーパー、病院、オフィスなどで幅広く使われており、過去10年間だけでも1億4,400万㎡超という驚異的な面積が出荷されています。(※東京ドーム約3,080個分に相当)