南極の氷も後退 気候への「連鎖的な影響」の懸念

北極圏の氷は、地球の気候を安定させる大切な役割を持っています。また、南極大陸でも、陸地の氷が過去約30年間で最大42キロメートルも後退していることがESA=欧州宇宙機関などの研究で分かっています。

氷が減ることで、世界中で異常気象が起きたり、海の環境が変わったりする可能性があります。

国際的な気候変動の専門家組織(IPCC)の報告でも、北極圏の氷の減少は「地球の気候システムに連鎖的な影響を及ぼす」と警告されています。

「2年連続で過去最少を更新した」ということは、気候の仕組みそのものが変化し始めている可能性もあります。

JAXAと国立極地研究所は、今後も地球の環境がどう変化していくのか、継続的な監視と詳しい分析を続けていく方針です。