なぜ?北極圏の氷が広がらなかった理由

JAXAと国立極地研究所は、主に、オホーツク海と、カナダとグリーンランドの間の海域で、気温が高かったことが原因と分析しています。

「北極の海氷域面積」は、北極点周辺の海だけでなく、オホーツク海、ベーリング海、バフィン湾(グリーンランド周辺)など、「周辺の海」の氷もすべて合計した全体の面積を指します。

日本の北のオホーツク海では、1月から2月にかけて平年よりも気温が高く、氷が南へ広がりにくい状態でした。さらに、2月中旬から3月中旬にかけて東や南東から「暖かい風」が吹き続けたため、通常なら氷が張っているはずの海面がどんどん狭まったということです。

カナダとグリーンランドの間に位置するバフィン湾・ラブラドール海でも、1月から2月にかけて気温が高く、南側で氷ができるのが妨げられていました。