当時の考えは「しばらくの間は大きな地震は起こらない」だった

こちらは保存会が中心となって調査している断層です。

(記者)「こちら削ってみると、粒が荒いのが確認できるが、こちらの断層を境に削ってみると、粒が細かくて粘土のようになっているのが確認できる」

保存会によりますと、断層に沿って地層が30センチから50センチほどずれていたことが確認されたということです。

この断層について、熊本県や地震の専門家が震災前から調査していましたが、当時は「しばらくの間は大きな地震は起こらない」という考えが主流だったといいます。

(井村隆介准教授)「(断層は)1000年前くらいに動いていれば大丈夫かなというのがそれまでの常識。実際に調べてみるともう少し短い間隔だったかもしれないということが分かってきた、というのがこの10年」