急速な物価高、そして円安がいま私たちの生活を直撃しています。かつて「デフレからの脱却」と「物価の上昇」を目標に掲げた日銀・黒田前総裁に話を聞きました。
日銀・黒田前総裁に聞く日本経済のいま「冷静に家庭で考えて」
中東情勢の緊迫などを受けて急速に進む物価高。2026年になって、値上げは2万品目以上にのぼるとみられています(※帝国データバンク調べ)。

また、輸入品価格高騰につながる円安も加速し、いまや1ドル=160円台に。
かつて、日銀総裁としてデフレからの脱却と、物価安定に努めた黒田東彦氏は、今の経済状況をどうみているのでしょうか。

前日銀総裁 黒田東彦氏
「平均的には物価が上がった分の消費財を買えるだけの賃金は上昇している」
ーー生活者にとってみると物価は上がっている。賃金上昇の実感はまだ感じられないが?
前日銀総裁 黒田東彦氏
「冷静に、どれだけ賃金とかで収入があって、そのもとでどういう風に生活をするのか、家庭でよく考えてほしい。賃金・物価の好循環も始まった」
「物価高を上回る賃金上昇が見られる今の状況は、決して悲観するようなものではない」と語ったのです。














