共同研究でワクチン開発へ
山岡教授はさらに、スウェーデンとの国際共同研究でワクチンの開発を進めています。胃に定着させないようにするワクチンにより胃がんの発症を防ぐ計画で、マウス実験では一定の成果が出ているといいます。

山岡教授:
「ピロリ菌に感染させると、3割がんになる特殊なマウスを使用しています。そのマウスに外膜のタンパクに対するワクチンを打つと、胃がんが全くできなくなったという成果が出ています。今のところ動物実験段階なので、最終的には人に応用したいと考えています」
また、山岡教授が自ら疫学調査をした国はアジアやアフリカなど18か国に上り、2024年にはシベリアやアラスカなどで、食生活に適応して進化したピロリ菌を発見したことで、大分大学開学以来初めて責任著者としての論文が「Nature」に掲載されるなど、山岡教授の研究は地球規模となっています。














