愛媛県新居浜市の保育園で2023年5月、当時生後8か月だった男の子が給食のリンゴをのどに詰まらせ、意識不明となった事故から3年が経ちました。

今も24時間つきっきりで看護を続ける両親を取材しました。【本記事は前編・後編のうち前編】

「顔面蒼白で横たわっていた」生のリンゴを詰まらせ、生後8か月で意識不明に…

カメラを見つめて美味しそうに離乳食をほおばる男の子。生後7か月の田村康至(たむら こうし)くんです。

田村康至くん(生後7か月)

この約1か月後、悲劇が起こりました。

(新居浜社会福祉事業協会・藤田康理事長代理(当時))
「安心安全であるべき保育園において、このような事故が発生したこと、園児の安全を確保できなかったこと、大変申し訳なく思っています」

保育園に通いはじめてわずか5日目、康至(こうし)くんは給食で出された生のリンゴをのどに詰まらせたのです。

40分以上心肺停止状態となり、脳に深刻なダメージを受けました。

事故直後の康至くん

(父・敦さん)
「事故直後、病院で顔面蒼白になっていた康至(こうし)が横たわっていて、その時には呼吸管理もしていたので、"どうしたらこうなったのかな"というところからのスタート」