「胃がん」怖くない世界へ
一方、国内でも山岡教授は東北地方の胃がん罹患率の高さに着目し、青森県のピロリ菌は日本の他のエリアとは異なる系統であることを突き止めました。これにより、国内でも地域によって毒性の違いがあることがわかりました。
山岡教授の研究室には1万株以上のピロリ菌が保管されていて、その研究が世界的に注目されていることから、現在、6か国11人の留学生が学んでいます。彼らはいずれ自国の医療を担うことになります。

山岡教授:
「ここの留学生は、それぞれの国のトップクラスが来ています。彼らには戻ってもらい、その国のトップ研究者になってほしい。その国でピロリ菌を撲滅していただきたい」
「この世からピロリ菌がない世界にすれば、胃がんはほぼなくなるんじゃないかと考えています。まず、ブータンという一つの国をモデルにそこから胃がんをまずなくす。それが成功すれば『ブータンモデル』というのが世界に広まって、胃がんが怖くない病気になるような世界にするというのが理想です」














