「参院の壁」は当分変わらない 構造的な問題点とは
この総理にとっての難局はいつ改善されるのか。佐藤記者によると、すぐには変わらない構造的な問題があるという。
次の参院選は2028年だが、そこでは2022年の参院選当選者が改選を迎える。2022年の参院選は安倍元総理への銃撃事件の2日後に投開票が行われた「弔い合戦」の様相を呈し、自民党が大勝した選挙だ。
大勝した議席が改選を迎えるため、仮に高市政権が高い支持率を維持したまま2028年の選挙を迎えたとしても、「もともと多かった」議席をそれ以上に積み増すことは難しい。
そして2025年の参院選では自民党は大きく議席を減らしている。この「芳しくなかった結果」の改選が訪れるのは2031年。ここで多くの議席を獲得できなければ、参議院全体で自民党の議席を増やすことにはならない。
佐藤記者は「この苦しい状況があと5年半続く」と分析する。つまり、自民党の総理大臣は2031年まで「参院の壁」と直面しながらの政権運営を強いられることになるというのだ。














