小川新代表に託された中道の“体質”改善と再建
そして、日本。総選挙を受けて、2月18日に特別国会が召集され、高市総理が施政方針演説を行った。衆院本会議の議場は、自民党議員の圧倒多数で埋め尽くされている。すべての委員会で自民党が過半数を確保。予算案や法案の審議は自民党主導で進められる。高市総理が憲法改正やスパイ防止法の制定など「国論を二分する政策」にどこまで踏み込むかが焦点となる。
中道は、野田佳彦、斉藤鉄夫両共同代表が総選挙惨敗の責任を取って辞任(冒頭の写真は辞任表明会見)。後継に小川淳也元立憲民主党幹事長を選出した。小川代表は、落選した前議員らの支援をしつつ、党の再建を進めることになる。
まず、先述したようなリベラルの体質を改め、物価高に苦しむ人々の声に向き合うことが求められる。さらに、高市自民党に対抗できるビジョンづくりが欠かせない。小川氏は「競争力のある福祉国家」をめざすと主張、具体的な政策の肉付けが必要となる。
高市自民党が圧勝した原因の一つとして、日本を取り巻く国際情勢が厳しさを増す中で、高市氏の中国への強硬姿勢などが支持を集めたという見方がある。これに対して中道などのリベラル側がどのような外交・安全保障政策をまとめていくのかも注目点だ。
中道を支える党組織づくりも急務だ。立憲民主党を支持してきた連合系労組と公明党の支持母体である創価学会が、地域でどこまで連携できるかが課題だ。














