2024年4月、北海道旭川市の橋から当時17歳の女子高校生を川に落下させ、殺害した罪などに問われている旭川市の無職・内田梨瑚被告(23)の裁判員裁判の証人尋問で、橋の上にいた内田被告らとスマートフォンでビデオ通話をしていたとされる当時16歳の少年が、証人としてリモート会議システムを通じて証言をしました。
当時16歳の少年は、女子高校生や内田被告らと、留萌市の道の駅から旭川市内のコンビニへ立ち寄る前まで行動を共にしていたほか、旭川市郊外の橋の上で女子高校生が転落した前後に内田被告らとビデオ通話をしていました。
7日の証人尋問で検察側から、内田被告らとのビデオ通話の内容について問われると、当時16歳の少年は、通話開始の時、橋の上で共謀の当時19歳の受刑者の女が女子高校生に馬乗りになって暴力を振るっている場面が映ったと述べました。
さらに、当時16歳の少年は「女子高校生は服を着ておらず、受刑者の女が両手で首を絞めたり、顔を複数回殴ったりしていました、(受刑者の女は)「こっちは人生かかってるんだよ」と言い、女子高校生は泣いて「すみません」と謝っていました」と述べ、少年が内田被告に理由を尋ねると「女子高校生がコンビニで暴れたからと聞きました。怒っている感じでした」と述べました。
通話の途中、女子高校生の顔が映り、少年は「態度気を付けてといったじゃん、と声をかけると、何度も「すみません」と話しました」と述べました。
少年は、ビデオ通話の途中で何度か画面から目をそらしていたと話し、「見ていられなくなったので、目をそらしました、暴行を見ていて、見ている側も苦しい、よく思わなかった」と述べました。しかし「通話を切ると女子高校生に対する暴行がエスカレートするのではないかと思ったので(通話は)切らなかった」と話しました。
その後、橋の上で足を伸ばして座っていた女子高校生に「内田被告が髪の毛を引っ張って蹴っていました、腰のあたりを蹴っていました。「落ちろ」「死ねや」という声が聞こえた後、画面が暗くなり、内田被告の「早く行こう」という声が聞こえ、足音が聞こえました。「どうするんですか」と話しかけたところ、内田被告が「(女子高校生)の親が来るから」と話して通話が切れました」と話しました。
少年の証人尋問は、27日午後も行われる予定です。














