完全養殖への道【第2章】光と揺れが命取り

ノドグロはとてもデリケートな魚です。
稚魚を育てている最中に、飼育棟の隣の道路をトラックが通った振動だけで暴れ出したり、夜に雷の光が差し込んだことでパニックになって大量死してしまったこともありました。
対策として、飼育している建物自体を遮光率の高いシートで覆い、光が差し込まない環境作りを行ったということです。
近畿大学水産研究所 家戸敬太郎所長:
トラックもそうですが、地震の被害を受けたアスファルトを直すときに、すごく震動が強くなったんですね。それによってもたくさん死んでしまいました。
恵俊彰:よくこのデリケートなノドグロの養殖に挑戦しましたね。
家戸所長:
そうですね。でも非常に美味しくて値段の高い魚ですので、やはり養殖にチャレンジしたいという強い気持ちがありました。














