
「女性アスリートの結婚、出産のタイミング」ロコ・ソラーレの未来予想図
4年後のミラノ・コルティナ五輪(イタリア)、8年後、地元・北海道で開催されるかもしれない五輪をどう思っているのか。平昌五輪で共に戦い、ロコ・ソラーレ創設者でもある本橋麻里さんは、結婚、出産を経て平昌五輪に出場している。鈴木:
何も考えてないんですけど(8年後は)38歳という事実に衝撃だけは受けてます。
藤澤:
女性のアスリートの方って結婚、出産のタイミングと大会のタイミングといろんなことを考えないといけないのが女性アスリートだと思うんですけど、そんな中でもいろんな選択肢があって、それを私たちはたくさんの先輩たちがどういう選択をしてどの選択も正しいんだっていうのを見せてもらっていて。特に(本橋)麻里ちゃんが選手もやりながら、チームの社長っていうチームをひっぱる立場もしながら、結婚もされて出産もされて子育てもして。「どの選択肢も正解でどれが間違いとかなくて、どれを選んだとしても選手として諦めることをしなくていいんだよ」っていつも言ってくれていて、それを私たちは見て、こうやって北京に最高の舞台で立つことができて。その後の人生も自分のやりたいようにできるって見せてくれているので、それはすごくありがたいなっていう風に思いますし、個人的に麻里ちゃんみたいに格好良いアスリートになりたいなって思ってます。
吉田知:
私達はカーリングが好きだということを隠さず表現したいですし、どんなときが1番人間はすごく力を発揮できるかっていう風になったら夢中で楽しんでいるとき、子供のように何か好きなことに没頭しているときに本当に力が出ると思うので、やっぱりこれからもカーリングが好きだからっていう根底の所は隠さず否定せず、その気持ちを全面に出してプレーしていきたいと思います。良いことも悪いことも結局自分が思った以上の未来がいつもくるので、考えなくてもそのうちやってくるので、そのときこのメンバーでどういう形であれカーリングに携われたらいいなという風には思っています。