▼無所属・新人 不動産会社経営 中条栄太郎さん(56)(中条栄太郎氏)

 みなさん、おはようございます。大阪市長選挙にこの度立候補させていただきます、中条栄太郎と申します。私が今回一番訴えたいのは何か。それは「やるんだったら首都当番交代制」しかない。それを強く訴えたいと思います。

「同じような都構想だったら許されない」

 具体的には、大阪都構想は今まで2回否決されました。民意が示され、吉村氏は「2度とやらへん」と言いましたよね。でも、もう1回挑戦したい。挑戦するのは自由です。でも、同じような都構想だったら、それは許されません。2回否決されて民意がしっかり示されているのにまたやるんか。勝つまでジャンケンかと。そんな横暴は許してはいけないと思うんです。

 別次元の国家の事業として「副首都構想」を作ると連立内閣に入りましたよね。ならば担当大臣になればいいじゃないですか。担当大臣になって国会でみなさんを説得して、「この国に首都直下型の大震災や大津波が来て首都がダメになってしまった時に対応する必要がある、国の安全保障のために政治の空白・空隙を作って外国につけ入る隙を与えてはいけない」。それが必要なんだと言うんだったら、国民みなさん、国会みなさんを説得して、国の事業として副首都を整備する。法案を成立させて予算を作って、その結果、「副首都というのはこのようにスケールの大きいものです」「東京と互角の都市にしていきます」「東京と並ぶ国際都市にしていきます」「だからやらせてください、だから3回目やらせてください」それが筋でしょう。

 それだったら、大阪市民のみなさんだって「絶対あかん」とは言いませんよ。ちゃんと進めてほしいんです。ちゃんと心に寄り添ってほしいんです。今のやり方はあまりにもひどい。

「大阪都構想は大阪市がなくなってしまうということ」

 そして私は大阪市長選挙に出たのは、大阪都構想って大阪市がなくなってしまうということですよ。一番影響を受けるのは大阪市民じゃないですか。そして2回、大阪市民の民意が示されています。否決されています。それをこんな横暴なやり方でやるというんだったら、一番誰が反対しなければいけないのか。松井氏でも維新の市議団でもないですよね。大阪市民の代表の市長である横山氏が、吉村氏を止めるべきでしょう。

 なぜあなたは市長なのに大阪市民の心に寄り添わないのか、気持ちが分かってくれないのか。大阪のみなさんのために働く市長でなければ、大阪のみなさんの気持ちが分かる市長でなければ、市長になる資格なんかないじゃないですか。

「ちゃんと投票行動で選んでほしい」

 白票を投じるとかいう話もあります。主要政党は対立候補を出しませんでした。逃げましたよね。でも結局、選挙は行われて、2人とも当選してしまったら「これはおかしい」という声は形になりません。今回きっちりと、「このやり方はおかしいのではないか」「順序が違うのではないか」「おかしい」「違う」「大阪市をこんな形で潰すのは間違っている」そう思うようであれば、ちゃんと投票行動で横山氏じゃない候補者を選んでほしいと思います。

 私、中条栄太郎は、今回、大阪都構想の必要性が日本の国の危機管理上、全く必要ないとは思いません。むしろ必要だと思っています。だから最初に申し上げた「首都当番交代制」、それしかないとすら思っています。国の事業で、国の予算で、大規模な国土強靭化の目玉政策としての都構想でなければやる意味がない、やってはいけない。同じ3度目の都構想でやるなんて民意の軽視です。

 私たち大阪市民はこれについて投票できる権利があるし、今チャンスがあるのです。おかしいと思う方、これは違うと思う方、もっと丁寧に進めてほしいと思う方、全然規模が違って明らかに大阪が発展する、国の予算で、国の事業で、東京並みに発展する。そういう大掛かりな事業だったら賛成してもいい、そういう方もこの進め方だったらそうならない可能性があります。

 「設計図を作らせてください」と吉村氏は言いました。でももう一言「任期中に住民投票やります」とも言っていますよね。これ、設計図でプランを出すだけでなく、任期中に「来年の春までに住民投票しますよ」と言っているのです。住民投票について、本当に都構想の中身、国の事業と整合するかどうかも分からない時点で進めてしまっていいのでしょうか。

 大阪市民、大阪がなくなってしまっていいのですか。この大事な私たちの大阪が、ちゃんとした理由もなしになくなってしまって本当にいいんですか。違いますよね。だったら声を上げましょう。だったら投票に行って、ちゃんと意思を示しましょう。そうでなかったら、投票を棄権したら、白票を入れたらこのまま進んでしまいますよ。止められませんよ。

「順番を守れ、大阪市を守れ」

 順番は申し上げたように、まず国の事業としての副首都構想がはっきりとする、事業規模もはっきりする、予算もしっかり何十兆円規模の大事業になる、そういうものに大阪が立候補して大阪を副首都にするために大阪都構想、もう一回住民投票させてください。この順番が筋です。こうでなければなりません。これが違うんだったら、大阪市民のみなさん、適当な、ただ単に大阪府の中で大阪市を潰して、大阪府・市の予算を大阪府に付け替えるだけ。そんな大阪都構想、2回も否決しているのに3回目持ち出される筋合いはないですよね。順番を守れ、大阪市を守れ。その意思をはっきり今回の選挙で示しましょう。

 そして、大阪市長は大阪市民の代表であるべき。大阪市民の声に耳を傾けるべき。大阪市民の心に寄り添うべき。気持ちを分かるべき。それを分かった市長だったらこのやり方は反対して止めるべきだったはずです。横山氏はそれをやっていない。それをやっていない横山氏に市長である資格はないと私は思います。

 違うと思う方は行動で示してください。違うと思う方は周りのみなさんで、家族で議論して、このやり方そのままOKしてしもて本当にいいのか。ひょっとしたら大阪市がなくなってしまうかもしれない、どんなメリットがあるか中身何もわからないのに、下手したら住民投票が年内に起こるかもしれない、それを認めてしまうのか、流されてしまうのか。それを考えていただきたい。ぜひみなさんに投票にしっかり行って、みなさんの声をしっかり届けていただきたいと思います。