■調査室での分析「電気痕」
調査は、現場だけではありません。消防局内の建物内にある「火災調査室」では、さらに高度な分析が行われます。
(松山市消防局予防課火災調査担当 長野翔さん)
「火災調査室の中で、高度な資機材を使って、より鑑識・見分を行う設備が二つあります。」
1つ目が「デジタル顕微鏡」。
現場から回収した電化製品などの基盤や配線といった、肉眼では見えないものの状態を観察します。
ここで探すのは「電気痕(でんきこん)」と呼ばれる小さな痕跡です。配線がショートした際、熱で溶けて固まります。すると、先端に小さな「球体」ができるのです。これが電気痕です。
(松山市消防局予防課火災調査担当 長野翔さん)
「電気痕があるという事実から、出火箇所、出火原因の近く、出火原因に近い場所ということで判断することもこの機械ではできます」
こうした痕跡などを探し出し、出火原因の特定につなげます。














