「頭痛による経済損失は年間2兆円」医療費削減の“経済効果”に疑問も

このOTC類似薬について、丸田佳奈医師は医療費削減へ舵を切ることに賛成とした上で、「痛み止めを飲み続けてる人の負担」を懸念。加えて、医療費削減による“経済効果”について疑問視しています。
(丸田佳奈医師)「調剤医療費は全医療費の中で2割未満。負担が大きいのは新薬・バイオ医薬品などの非常に高価な薬です。例えば、がん治療で有名になった『オプジーボ』は、2014年の薬価で成人男性が1年間使うのに約4000万円弱かかるんですね。こういった薬価の少ない薬の負担を増やしたところで、どの程度経済効果があるのか」
若年層の負担減については…
(丸田佳奈医師)「こういった薬は高齢者だけではなく、若い人も使うわけですよ。社会保険料の引き下げが語られていないにも関わらず、若い人も使う薬の価格を上げるというのは若い人にとっても負担になります」
また、大きな経済損失が指摘されている頭痛・花粉症についても…
(丸田佳奈医師)「頭痛による経済損失は年間2兆円、花粉症による年間の損失は約10兆円とも言われています。この損失を考えると、どの程度効果があるのか疑問」














