妻と4人の子どもを残して…シベリア抑留中に咽頭がんで死亡　仲間が遺書を暗記し妻のもとへ…小説・映画化もされた夫婦の物語「収容所から来た遺書」　妻の故郷で語られたこととは

病魔に襲われた幡男さんは、亡くなる直前、家族に宛てた４通、４５００文字にもなる遺書をしたため、励まし合ってきた俳句仲間に託しました。

しかし、収容所から日本語で書かれた物を持ち出すことはスパイ行為と見なされます。

そこで、仲間たちは遺書を分担して暗記し、のちに、妻のモジミさんの元へ届けました。

岡田さんは講演の終盤で妻に宛てた遺書の一部を紹介しました。