「不法侵入」の疑いは?さらに警察に聞いてみると

ショートカットでは、コンビニの駐車場という「私有地」に、コンビニを利用する目的外で立ち入っていることになります。

立ち入りの目的が正当なものではないため「不法侵入にあたるのでは」という指摘もあります。

警察に聞いてみると、「“関係者以外立ち入り禁止”や“通り抜け禁止”といった看板などによる“所有者の意思の明示”がある場合は、不法侵入にあたる可能性もあります」ということです。

【まとめ】「ショートカット」に潜む3つの法的リスク

警察への取材で明らかになった、ショートカットに潜む3つの法的リスクを整理します。

1. 歩道の走行=懲役または罰金
画像にあったように、ショートカットのために「歩道」を縦に走る行為。これは明確な違反です。罰則: 3か月以下の懲役 または 5万円以下の罰金

2. 「一時停止」の無視=反則金
これが最も多くのドライバーが見落としている点です。道路交通法では、「車両は、歩道に入る直前で一時停止し、かつ、歩行者の通行を妨げないようにしなければならない」と定められています。

ショートカットする車の多くは、一旦停止せず歩道を横切って駐車場に進入したり、道路へ出たりする傾向があります。

歩行者がいなくても、歩道を横切る前には「直前で一時停止」しなければ違反です。

3. 「不法侵入」の可能性
コンビニの駐車場はあくまで「買い物客のため」の場所。通り抜け目的での立ち入りは、正当な理由とは言えません。

刑法の建造物侵入罪などに問われる可能性があります。

ショートカットで稼げる時間は、せいぜい数十秒から数分。そのわずかな時間のために、反則金を払うリスク、最悪の場合は誰かの命を奪うリスクを背負うことになります。

年末年始、帰省や旅行でハンドルを握る機会も増えると思います。 「前の車が行ったから、自分も」ではなく、ゆとりある運転を心がけましょう。