東日本大震災の発生から15年、未曾有の大震災を教訓にアップデートされてきた「南海トラフ地震」の対策・取り組みをシリーズ特集「防災アップデート」としてお伝えします。今回は、災害時に気をつけたい「フェイク情報」についてです。
SNSの普及と生成AI技術の急速な進化が、私たちの情報環境を大きく変えつつありますが、深刻なのが「フェイク情報」や「フェイクニュース」の爆発的な増加です。特に、災害時に嘘の情報が広まってしまい、混乱を招いたこともあります。ネット上に溢れる「嘘」と「真実」を、どう見分ければいいのでしょうか。
災害発生時など、市民の不安が高まる状況下で発信・拡散された「フェイクニュース」は、場合によっては「二次災害」を引き起こしかねず、復興の妨げになるおそれもあります。
役場の職員も騙された「クマ出没」のフェイク画像
2024年11月下旬、宮城県女川町の公式X(旧Twitter)に、1枚の写真が投稿されました。夜の住宅街に、大きなクマが1頭、街灯に照らされてアスファルトの上に佇んでいます。クマの出没が社会問題となっている中、夜の住宅街にクマが現れたとなると、命に危険が及ぶ事態です。














