1974年3月、羽田空港は一人の男性の帰国に沸きました。
彼の名前は小野田寛郎、元陸軍少尉。
終戦を信じぬまま、フィリピン・ルバング島のジャングルに29年間潜伏し続け、“最後の日本兵”と呼ばれました。なぜ彼は戦いをやめなかったのか。本人が記した記録に、こうあります。
参謀部「別班」
「別班」といえば、2023年に放送された日曜劇場『VIVANT』で一躍注目を浴びた自衛隊の秘密組織が思い浮かびますが、実は旧日本軍の中にも似たような組織があり、「別班」と呼ばれていました。リアル‟別班”とも言える小野田さんですが、どのような訓練を受けていたのでしょうか?
「VIVANT」放送の約80年前にリアル“別班”がフィリピンに潜んでいた・・・29年間密林に潜んだ小野田寛郎さん 103歳の同期が語る「秘密戦士」の覚悟と訓練の実態とは【報道の日2025】

















