世界で最初の発見は1885年
世界で最初に夜光雲が発見されたのは、1885年です。1883年、インドネシアのクラカタウ火山で死者3万6000人超えと言われる大規模な噴火が発生してから2年後のことでした。
当時、その火山噴火をきっかけに世界各地で普段とは異なる鮮やかな夕焼けが観測されたことで「巨大な火山噴火があると夜光雲が発生しやすくなるのではないか」と予想された説があります。ところが、当時は人工衛星などがなく、その関係は実証できませんでした。
大規模な火山噴火が起きるのも稀で観測の機会に恵まれなかったため、未解明のまま約140年の時が流れました。そうしたなか研究チームは、2022年に起きた
「トンガ沖海底火山噴火」から約2年後、2024年に夜光雲の発生が活発化したことを世界で初めて観測し、夜光雲の活動と大規模な火山噴火の関係性の実証に成功しました。
研究チームが最初に着目したのは、噴煙に含まれる水蒸気の動き方でした。














