新米収穫前に「売りつくし」で値下がりか

山形キャスター:
岐阜市のコメ卸売業者「ギフライス」によると、コメの在庫は約4000トンで、2024年の同じ月に比べて2~3割多い状況で、「半端なく余っている状況」だということです。

これほど余っているのは珍しいということですが、来年のコメ価格はどうなっていくのでしょうか。
「ギフライス」によると、現在5キロ4500円を超えている「銘柄米」は、年明けには4000円を切る商品も出てくるのではないかということです。
そして、節目となるのは“3月”だといいます。
3月は徐々に気温が上がるため、コメを保管するために「低温倉庫」が必要になり、今の在庫を抱えていると、さらにコストがかかる可能性があるということです。
さらに、3月は決算前ということもあり、多少の赤字覚悟でも安く卸す企業が増えるかもしれないといいます。
また、5月以降は2026年産の新米収穫前の在庫整理の時期で、“売りつくし”のため、3500円台まで値下がりの可能性もあると予想されています。














