▼「よくわかる。でも変わっていけるよ」加害者同士の交流が更生早めると医師は指摘

ストーカーの加害者に対し、警察はカウンセリングなどを受けるよう呼びかけていますが、受診率はわずか5・6%にとどまっています。守屋さんと連携する中元医師は、罰するだけでは根本的な解決にはならないと指摘します。
(結のぞみ病院 中元総一郎副院長)「治療しないと、例えば警告されたり服役したりしても、結局出てきたら同じことをやってしまうんで、刑罰とか処分だけでは同じことの繰り返しになってしまう」
治療に加え、加害者同士が思いを共有することが更生を早めると指摘します。
(結のぞみ病院 中元総一郎副院長)「それぞれの体験談を話すことで刺激になるんですね。みなさん同じような体験をされていますので。『よくわかる。でも変わっていけるよ』と。そういう非常に優しい、しかし力強い、回復に向けた力強いメッセージになるというわけですね」














