▼更生支援による被害抑止は可能か…神戸の事件から考える
元加害者だからこそできる更生支援を行う人と、その支えで立ち直ろうとする人たち。一方で、こうした更生プログラムを受けることは義務ではなく、あくまで個人の意思にゆだねられていて、谷本被告のようにストーカー行為を断ち切ることができず、新たな被害が繰り返されてしまうケースが起きているのが現状です。
谷本被告については、今後裁判が開かれ、事件に至る動機や背景などがさらに明らかにされることとなります。ストーカーによる被害を抑止するために、どのような手だてがあるか。裁判の内容を注視するとともに、更生支援による被害抑止のあり方についても議論する段階に来ているのではないでしょうか。














