「登りやすい山」こそ注意

登山の専門家でもある3人は「俵山は登りやすい山だが登山道の脇道が多く、注意が必要。十分な知識や装備を整えて登山してほしい」と呼びかけています。

登山用品専門店シェルパ 阿南大吉社長「俵山はどこでも歩けるんですよ。登山道が汚れてきたり崩れてきたりすると、やっぱりそこを避けて通るじゃないですか。一本避けて、また避けてとなると、どんどん道が広がっていって、最終的に当初の登山道からズレてしまうことはよくあります」

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阿南社長「こうした草原だと、どこでも歩けるんですよね。ただ、草の下に大きな石が潜んでいたり、石と石の間にクラックというか割れ目があって、そこに足が取られて転倒したり、捻挫したりということが考えられる。イレギュラーが発生しやすい山になってる」