気象庁は、12日の地震について、8日の地震の活動域で発生したものの規模が基準に満たないことから、現在発表している「後発地震注意情報」の対象の地震ではないとの見解を示しています。また、新たな注意情報は発表しないとしていますが、引き続き地震に備えるよう改めて呼び掛けています。
気象庁 清本真司 地震津波対策企画官
「あくまで北海道・三陸沖後発地震注意情報は、M8クラス以上の大規模地震を対象に呼びかけをするもので、今回の地震はM6.9ですので、対象の地震ではない」
気象庁は、8日の地震で巨大地震発生の可能性が平常時に比べ高まっているとして、「後発地震注意情報」を出しています。
12日の会見で、今回の地震は8日の地震の活動域で発生はしたものの、規模が基準を満たしていないため、注意情報の対象地震ではないとの見解を示しました。
また、地震の規模が基準を下回っていることから、今回、新たな注意情報は出さないとしていますが、現在出されている後発地震注意情報に基づいて引き続き、地震に備えるよう改めて呼び掛けています。
気象庁 清本真司 地震津波対策企画官
「今回の地震があったから、さらに1週間っていうわけではありません。注意情報は、12月8日の地震で発表されておりまして、そこから1週間ということになっています。場合によっては、さらに強い揺れをもたらす地震が発生する可能性もあります。このため、日頃からの地震の備えで安全な場所でお休みいただくとか、建物の耐震化、揺れやすいところには近づかないとか、家具の固定などをしてもらえればと考える」














