プロバスケットボールB2の福島ファイヤーボンズは10日、青森ワッツと対戦。試合の後は、チームの垣根を越えて、被災地への支援を呼びかけました。
前節山形に敗れ、連勝が18で止まったボンズ。10日、ホームに東地区最下位の青森を迎え撃ちました。序盤からボンズのペースで試合を進めます。
アメリカ出身、ジャック・ナンジが22得点の活躍。そして、エジプト代表のパトリック・ガードナーも14得点。2人のビッグマンの活躍で、第1クォーターから16点のリードを奪います。
その後、青森が詰め寄り、第3クォーターには一時逆転を許します。しかし最後は、ホームの声援を受けたボンズが再び勝ち越し。98対81で、2試合ぶりに勝利をあげました。
試合後、会場に長蛇の列ができていました。その先にいるのは、募金箱を持ったボンズと青森の選手とスタッフです。8日に青森で発生した震度6強の地震で被災した人たちを支援する募金活動が行われました。
ボンズの渡邉拓馬ゼネラルマネージャーをはじめ、試合を終えたボンズと青森ワッツの選手など8人が並んで募金を呼びかけました。
訪れた人「震災も経験しているので、同じような経験したこともあって、こういう活動でみんな勇気づけて支えあっていけらいいなって思います」
訪れた人「いろいろ東日本大震災では助けてもらったので、今度は恩返しで助けたい」
集まったお金の送り先は、調整したうえで後日、発表することにしています。
ボンズは早くも20勝目をあげ、2位と5ゲーム差で首位を独走しています。次の試合は13日、ホームに西地区4位の熊本を迎え撃ちます。















