一方、夏は猛暑と雨不足で農作物に影響

宮城を含む東北南部が梅雨明けした7月18日。

レタスジャパンでは枝豆の収穫時期を迎えていました。

レタスジャパン酒井佑弥さん:
「地面について枝豆がぐにゃっと曲がってしまうとこれはもう商品にならない」「雨待ちです。雨乞いするしかない」

その半月後には茶色く枯れてしまった枝豆も。原因は雨不足と猛暑でした。

宮城県内は空梅雨となり、大崎市の鳴子ダムは貯水率ゼロの状態が1か月半に渡り続きました。

6月から夏の太平洋高気圧が張り出し梅雨前線の影響を受けにくかったため、梅雨の期間は25日だけで、その間、仙台の降水量は平年の23パーセントしかありませんでした。

枝豆の収穫量も想定の8割ほどにとどまったと言います。

レタスジャパン酒井佑弥さん:
「毎年最高気温を記録しているというニュースを見る気がするんで、下がることはないのかなと。上がり続けたら仙台でも40度とかになってしまうと、野菜が作れるのかなっていう心配」

仙台では2025年、最高気温35度以上の猛暑日が従来の記録の倍以上となる15日もあり、夏の3か月間の平均気温も25.8度と観測史上最高を記録しました。

専門家は、6月によく晴れたことで周りの海水が温まり、その後の猛烈な暑さにつながったと指摘します。














