どちらにしようかな 続きの歌は650件以上も

「どちらにしようかな 天の神様の言う通り」を1999年から研究をしている甲南女子大学の田中千晶兼任講師によると、この歌の続きの言葉は650件以上あるというのです。
田中兼任講師に各地の主な言葉を聞きました。

【「天の神様の言う通り」続きの言葉集】
北海道・札幌市「なのなのなすびが食べたいな」
岩手・盛岡市「赤とんぼ白とんぼ目玉焼き 鉄砲撃ってドンドンドン もひとつおまけにドンドンドン」
山形・東根市「ぺーのぺーのぺっちゃんこ 豆腐になったらぬーけーろ」
静岡・浜松市「りすりすこりす鉄砲撃ってばんばんばん」
長野・松本市「ブッとこいてブッとこいて、ブッ、ブッ、ブッ。天ぷら焦げたらなのなの夜明け」
三重・伊勢市「太鼓をたたいてどんどこしょ もひとつおまけにどんどこしょ」
大阪・吹田市「あっぷっぷーのあっぷっぷ 柿の種 ろうそく1本消えた」
和歌山・海南市「赤豆 白豆 いつたんと 1、2、3」
山口・東大和市「けっけーのけっけーの柿の種 あぶらむし」
徳島・徳島市「キンコンカンコン あぶらむし柿の種」
福岡・北九州市「けっけろけのけけけの柿の種 ご飯粒 鉄砲撃ってバンバンバン」
大分・佐伯市「けけけの毛虫つるっぱはげっぱ ヨーロッパ あぶらむしえいやー!」
歌が長くなってしまうのは奇数だから?

なぜ、こんなに多いのか、田中兼任講師は「▼アレンジしやすい言葉のリズムや、▼子どもたちの自由な発想により色々な言葉が思いついたこと、▼また納得いかないとき、別のものにしたいという意思が生まれて最初とは逆になるようなフレーズを加えたということも考えられる」といいます。
山内キャスター:
そこで止めたくないから続きの歌を作ってしまい、どんどん歌が長くなってしまったんですね。














