感染者が去年の20倍に及び、過去最多となっている「百日せき」。その流行に拍車をかけたといわれているのが、薬の効かない「耐性菌」です。
百日せきが流行 耐性菌が原因か
山形純菜キャスター:
流行が続いている「百日せき」。薬を飲んでも、症状がなかなか改善しないケースが増えているようです。

2025年7月から9月、国立健康危機管理研究機構などが患者の検体を採取・検査したところ、8割が「耐性菌」であることがわかりました。
国際医療福祉大学の松本哲哉主任教授によると、薬の効かない細菌である耐性菌は、これから流行する可能性のある「マイコプラズマ肺炎」や、食中毒をもたらす「黄色ブドウ球菌」や「大腸菌」の中にも存在するということです。
また、耐性菌は人から人への感染以外にも、私たちの体の中で生まれてしまう可能性もあるといいます。














