地方ではドラッグストアが救世主に?

一方、地方ではドラッグストアがさらに増加する可能性があります。その理由は収益構造にあります。
ドラッグストアは「薬」が収益の柱であり、「集客材」(日用品・食品)については食品スーパーほど売り上げがなくても存続できるビジネスモデルなのです。
<ドラッグストアの収益構造>
▼本業(薬+化粧品)
⇒粗利益30%~40%
▼集客材(日用品・食品)
⇒粗利益10%~20%
(食品スーパーの粗利は20%~30%)
事業継続に必要な一般的な年間売り上げは、食品スーパーが7億円~10億円であるのに対し、ドラッグストアは3億円。損益分岐点が低いため地方に出店でき、スーパーが撤退した地域の「買い物難民」「フードデザート(食品の砂漠)」を救える存在になる可能性があるといいます。














