“少数与党”影響か 年収の壁めぐる玉木氏への言動
井上貴博キャスター:
党首討論の中では、経済対策についてのやり取りもありました。

国民民主党の玉木雄一郎代表が、年収の壁について「『103万円の壁』を178万円目指して引き上げる。守っていただけるか?」と質問。
高市総理は「3党合意での約束ですから、一緒に関所を乗り越えていきたい」としました。
年収の壁をめぐっては、高市総理は「政治の安定、とても大事でございます。お力もお借りしたい」とも発言していて、少数与党としての言葉も見えています。

TBS報道局政治部長 岩田夏弥:
少数与党という大きな問題がまだ続いているわけです。
維新が連立には入りましたが、次に補正予算を通すためには国民民主党に協力してほしいということで、高市総理は「お力もお借りしたい」という言葉を使って協力を求めています。
働き控えについても、政策・考え方は一致していて、「少なくしていかなくてはいけない」とも話していて、やり取りを見ていると、玉木代表に対して協力を求める姿勢が強くみられました。
高市総理と玉木代表のやり取りは、2人とも紙を見ずに直接話しているという点も印象的でした。
出水麻衣キャスター:
年収の壁が引き上がるような兆しはありますか。
TBS報道局政治部長 岩田夏弥:
これから協議していくことになると思いますが、大きな方向性としては「働き控え」をやめて、色々な仕事を作りながら、仕事をする人に働いてもらわないと成長できないというのが、玉木代表と高市総理の共通点だと思います。
そのため玉木代表も、高市総理の経済成長に対する戦略については賛成だとしていますので、これから補正予算案が出されて国会審議を通して、どういう形になるのかということになります。
お互いに「紙を見ないやりとり」 意図は?
井上貴博キャスター:
「紙を見ないでやり取り」には、何か意味があるのですか?

TBS報道局政治部長 岩田夏弥:
玉木代表は頭の中に入っているでしょうけれども、高市総理も、それだけこの問題については頭の中に入っているということでしょう。
例えば、178万はなぜか?と聞かれても、高市総理は紙を見ずに、「こういう理由で、この数字を出している」とやり取りする場面もありました。
==========
<プロフィール>
岩田夏弥
TBS報道局 政治部長 元官邸キャップ
小渕総理以来、主に政治取材を担当
寺田明日香さん
陸上100mハードル 元日本記録保持者
東京五輪で準決勝進出
“ママアスリート”の先駆者














