聴覚に障がいがあったり、言葉を発することが難しい人が、通訳オペレーターを介して電話をかけることができるサービスを、長野県が導入しました。
県が25日に導入したのは、一般財団法人日本財団電話リレーサービスが提供する「手話リンク」です。
手話リンクは、通訳オペレーターを介して、聴覚に障がいがあったり、言葉を発することが難しい人が手話で電話をかけることができるサービスで、25日から、県庁と、各地の合同庁舎、それに長野と北信の保健福祉事務所に導入されました。
カメラ付きのパソコンなどで、それぞれの施設のホームページのトップページに掲載されている専用のバナーをクリックして、通訳オペレーターに切り替わったところで、カメラに向かって手話で問い合わせの内容を伝えると、オペレーターが施設の代表電話に繋いで用件を伝える仕組みで、通信料はかかるものの通話料の負担はありません。
2025年4月から法人向けのサービスが始まり、県によりますと、都道府県レベルでは、鳥取、大阪、佐賀、群馬、神奈川に続いて全国で6番目の導入になりました。
県では、行政機関への問い合わせの際に、気軽に利用してほしいとしています。














