「民泊」「リノベ」など新しい活用例も

 今後、空き家活用はどうなっていくのでしょうか?具体的には、以下のような活用事例も出てきています。

 ▼観光資源がある地域では…
  ⇒福祉施設・商業施設として活用
 ▼団地では…
 ⇒リノベ+低家賃 若い世代が流入する成功例も
 ▼外国人向けでは…
 ⇒民泊に活用する動きも

 日本総研の下田氏によると、空き家活用には「民間企業や地元NPOなどとの協力・連携が必要」だということです。

 また、空き家サポートおおいたは「空き家を隣家や近隣の人が買いやすく、譲りやすくする制度を充実させる」ことが重要だと指摘。そうすることで、「点在する空き家をまとめ、待避所や小さな公園として使える空き地を作ることができる」と言います。今回火災のあった佐賀関地区は空き家が少なかったそうです。