検知器について宮城県警察によると…
宮城県警察本部 交通指導課・遠藤雄彦・課長補佐:
「アルコールを体内に取り込むと、吐く息からアルコールの臭いがするので、その臭いをもって飲酒運転か確認する。顔の色、目の充血などを含めて判断している」

警察によりますと、飲酒運転の取り締まりの際にはアルコールチェックの測定結果だけではなく、臭いやまっすぐ歩けるかなども確認しているため、基準値を超えただけですぐに摘発するということはないと話します。
宮城県警察本部 交通指導課・遠藤雄彦・課長補佐:
「検知器が反応した場合、何も入っていない水を使ってうがいして口の中のアルコールをなくしたうえで、改めて測定している。飲酒運転の処罰は重いので、適正にやるようにしている」

酒を飲んでいないのに、ついさっき歯磨きをしたばっかりに飲酒運転で摘発されてしまった!ということは起きないようです。
ただ、飲酒運転の取り締まりは運転手の臭いや顔色など様々な状況を確認します。
そのため、実際には飲酒運転したにもかかわらず「マウスウォッシュを使っただけで酒は飲んでいない」などの嘘をついた場合にはすぐに見破られてしまいます。

呼気1Lあたり0.15mg以上のアルコール濃度が検出された場合の「酒気帯び運転」は3年以下の拘禁刑又は50万円以下の罰金、呼気の中のアルコール濃度にかかわらず、アルコールの影響で正常な運転ができないおそれがある状態「酒酔い運転」では、5年以下の拘禁刑又は100万円以下の罰金が科されます。
年末にかけて忘年会など酒を飲む機会が増えてきますが、飲酒運転は絶対にしないでください。














