防衛省によりますと、2023年度の自衛官採用実績は、計画数1万9598人に対し9959人にとどまり、採用率51%と、前年度の66%からさらに下回り、過去最低を記録しました。

海上自衛隊も進学志向の高まりのほか、護衛艦での24時間の交代勤務、船内の狭い空間での生活などから敬遠されがちで、人材確保の厳しさが増していてます。

こうした中で、山陰地方に基地のない海上自衛隊は、装備を見てもらい、隊員らと触れ合ってもらうことで実際の自衛隊の姿を若者や地域の人たちに感じてもらおうと、PRに力を入れています。

自衛隊鳥取地方協力本部 進藤將宗 本部長
「海上自衛隊に関しては最寄りが舞鶴というところもありまして、まあ呉もありますけど、どちらにしても県内に海上自衛隊がない。」「海上自衛隊という選択肢もあるところを多くの若い人に感じていただければ」