最近は、朝晩の冷え込みが強まり一日の寒暖差が大きく、秋が深まっています。思い返すと10月前半は厳しい残暑が続き、広島市中区の気温を振り返ると、最高気温は30℃を超えていた時期もありました。

広島市中区の最高気温と平均気温の推移を見ると、最高気温・平均気温ともに10月下旬以降大きく下がり、10月末から11月頭にかけては、平均気温が15℃を下回り、平年を下回った時期もありました。短期間での気温の落差が大きくなりました。

この先の見通しはどうなるのでしょうか。気象庁が発表している最新の1か月予報によりますと、中国地方の向こう1か月の気温はおおむね平年並の予想です。ただ、21日にかけての1週間の平均気温は平年より低い見込みです。17日以降は冬型の気圧配置になり、一時的に上空に強い寒気が流れ込むため、各地で12月並の冬の寒さが到来する見込みです。冬用タイヤへの履き替えなど、早めの冬支度をお願いします。ただ強い寒気の流れ込みは一時的で、28日にかけての1週間は気温が平年並か高い予想 12月12日にかけてはおおむね平年並となる予想です。日ごとの寒暖差が大きい予想ですので、体調管理には十分ご注意ください。

また、向こう1か月の降水量は少なく、日照時間は多い見込みです。これは、21日にかけての1週間は一時的に強い寒気の影響を受けるものの、その後は寒気の影響を受けにくく、高気圧に覆われやすい予想であるためです。晴れる分空気の乾燥が進むため、火の取り扱いや乾燥対策をしっかりしていきましょう。














