広島三大祭りのひとつ=胡子大祭が、広島市中心部で、きょうから始まりました。商売繁盛の祭りですが、訪れた人たちはどんな願いを託したのでしょうか?
小林康秀キャスター「胡子通り商店街です。かつては旧西国街道の一部とも言われていて、その道沿いにこちらの胡子神社、多くの商売繁盛を願う方が集まって、今年も祭りが始まりました」
胡子大祭=えべっさんは、400年以上の歴史がある祭りです。被爆直後の1945年も、バラックで社殿を建て、祭りは途切れることなく続いていると言われています。広島市中心部の胡子神社の周辺では、福をかき集める縁起物の熊手=「こまざらえ」を買い求める人などでにぎわいました。

寿司店経営
「コロナも終わって、物価高もあって厳しい一年でしたが、この熊手で来年もよい年が迎えられるように頑張っていきたい」
まつげサロン経営
「(今年は熊手を)大きくさせていただきました。来年ももっと頑張ろうかなと」美容関係
「(今年の景気は)徐々によくなっている気がする」

そこで「景気がよくなるために今何が必要か」みなさんに聞いてみました。
美容関係
「『人』です。求人しても人が集まらなかったりする。マンパワーが必要」
社労士
「『人間力』AIとか言われて希薄な時代になっているなか、首相も代わって、人間自体が力を強く持てるような一年になればいいかなと」
空調設備関連
「『感謝』自分だけ生きているわけではない。いろんな人の支えがあって、商売もさせていただいている。だから感謝の気持ち」
胡子大祭は20日まで開催されます。














