ちょっと変わったスポーツ?『ティラノサウルス レース』

12月10日、新潟県十日町市の縄文遺跡・笹山遺跡広場で『ティラノサウルス レース』というイベントが行われました。

縄文時代に恐竜の登場です!?


竪穴式住居から続々と出てきたのは、ティラノサウルス!…の着ぐるみを着たニンゲンたち。中には、“犬を散歩させているティラノサウルス”もいます。


集まった色違いの恐竜たちは、突然「準備体操」を始めました。

これからレースが行われるということです。

全力疾走するティラノサウルスの…首が傾いています。大丈夫でしょうか?

国宝・火焔型土器が出土した笹山遺跡で行われた、この『ティラノサウルスの“着ぐるみを着て走る”レース』。「発掘」というテーマで笹山遺跡をPRしようと企画されました。

【実行委員長 桾沢春奈さん】
「ティラノサウルスが笹山遺跡で発掘されたわけではないですが、“発掘つながり”で開催」

スタート前、あちらこちらで“井戸端会議”を繰り広げるティラノサウルスたち…。

「色が強そうで…」
「いいなぁ~ 赤…」

この着ぐるみ、参加者が自前で用意したものだそうです。

入賞者には、記念のメダルや十日町の地酒などが贈られました。

【オスの部 優勝者】
「超 楽しいです!自分が自分でなくなる感じがいいですね」

【メスの部 優勝者】
「ティラノサウルスになったような気持ちになってやっています」

このほか『借り物競争』なども行われ、「ハンカチ」や「子ども」などの“お題”を探して奔走するティラノサウルスたちの姿も見られました。

縄文遺跡のPRとなったかどうか…。会場は大いに盛り上がりました。