奄美地方ではこれまでの大雨で地盤が緩んでいるところがあります。土砂災害に警戒してください。

台風26号は午前9時に沖縄の西の海上で温帯低気圧に変わりましたが、奄美地方では大気の状態が非常に不安定となっていてます。

きょう13日これまでの1時間に瀬戸内町の請島で71ミリ、喜界島で54ミリの雨を観測しました。おととい11日の降り始めからの総雨量は、喜界島で176.5ミリ、瀬戸内町古仁屋で175.5ミリで平年の11月の1か月に降る量を超えています。

奄美地方で予想される雨量は1時間に50ミリ、24時間に180ミリです。

気象台は土砂災害に警戒を呼びかけるとともに、低い土地の浸水、河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風に注意を呼びかけています。

海上のしけの影響で海の便に乱れが出ています。

13日欠航となったのは▼フェリー屋久島2の全便。奄美・沖縄航路の▼クイーンコーラルプラスの上り便、▼フェリーきかいの下り便です。

あす14日は▼フェリーあけぼのと、▼フェリーきかいの上り便の欠航が決まっています。